ちょっとしたコードを書き終えて、 bawxxxの"summer cill out"を聴きながら今この日記を書いている。
この音源、タイトル通りに夏感があってめちゃくちゃ良い。
元々、何年も前にこちらの方のブログで知った音源。
SamplingLoveのBlog - bawxxx / Summer Cill Out & Summer Trip
ジャケットがご覧の通り、なかなかキューティーハニーな感じなので、これを画面に出しているときに妻にPCを覗かれると、ちょっとやましい気持ちになりそうだ。
もちろん内容は健全なチルサウンドだし、めちゃくちゃ最高な感じなので、おすすめしたい。マジで夏という季節に合うチルな1枚だ。
(のだが、今、該当するページを見てみたらもうダウンロードできなくなっていた...)
チルアウトつながりで、もう少し文章を書いていく。
チルアウトといえば鉄板なのがThe KLFのChill outだ。
これもマジで名盤だ。
ってか自分もたぶん音楽的に影響受けてしまっている。いや、受けない人はいないんじゃないか? ってぐらいに良い!
俺がここで音楽的影響を受けようが受けまいがそんな話はどうでも良いので、とりあえず未聴の人は聴いてください。と言い切りたいほどにおすすめできる。
だが、すごく残念なことにApple Musicにない。
が、YouTubeでは聴ける。
The KLF - Chill out(YouTube Music)
そしてSpotifyにもあるようだった。
最近我が家の流行りはこの一枚で、夕食時になると、
「OK Google, KLFのChill outかけて」
と話しかけるのが定番になっている。
夏の夜の虫の音っぽい音から始まり、羊の鳴き声や誰かの声、モンゴルのホーミーっぽい声から、様々な車の音、ハワイアンからプレスリーまで、、、
めちゃくちゃ攻めまくりなのに、くっそチルできる至高の一枚。
チルアウトという言葉以上に、サウンドコラージュ作品としても素晴らしい出来だし、チルアウトという言葉だけでは語れない音楽性を持った作品である。
前回の日記で8月は引きこもっていると書いたが、勿論継続中だ。
全く外に出るモチベーションが湧かないので、全く苦じゃないし、
もう移動時間とか無駄なだけとしか感じなくなってしまった。
その分、家族にはそこらへんを融通きかせてもらっているので感謝してもしきれない。
最近は早朝から食卓に座ってコードを書いているのが常だが、早朝の時間帯はセミが最も活発な時間帯なので、ベランダの網戸に稀に張り付いていたりする。
勿論、夏の間は基本的に部屋は締め切っているので、セミの驚異に対しては一枚の壁で隔てられているが、それでもあのボディを間近に見ると、恐怖が湧いてくる。
なんでこんなに俺はこいつが苦手なのだろうか? と一枚の壁を隔てた状態で、セミの腹を凝視してみるが、勿論その独特のフォルムと言うか、見た目に恐怖がうずまき、途中で見るのをやめてしまう。
(そもそも嫌いならそんなに見なければ良いのだが、なんとなく怖いもの見たさで見てしまうのだ)
話は変わり、最近、長風呂しながらYouTubeでソロキャンプの動画を見ていたときに、あーこれは現代っぽい楽しみ方だなと思ったりした。
場所を移動せず映像で何かをやった気になって満足感を得るという構図は、非常に未来的だ。
そのうち、栄養だけを点滴で摂取して、あらゆる娯楽を脳に直接送り込んで楽しむような時代がやってくるのだろう。
ディストピア感が満載である。
引きこもるのは苦じゃないが、上に書いたような満足感をただただ受動的に得ながら生きていくというのはどのようなものなのだろうか。
実際に今もスマートフォンからの情報で1日を楽しめてしまうような状態にはなっているものの、脳に直接娯楽を送り込まれ、そこで人生における充実感のようなものが満たされてしまう、というのはなかなか怖いものがある。
想像してみるのは色々と楽しそうだが、実際にそういう状態になってよいかと尋ねられると、私は首を横に振るだろう。